高尿酸血症・尿pHとCKD(慢性腎臓病)
高尿酸血症はCKD発症・進展と関連しています。
CKD(慢性腎臓病)は腎不全や心血管疾患などの重篤な疾患に至る疾患概念として注目されています。日本人を対象としたコホート研究では、血清尿酸値と血清クレアチニン(SCr)の上昇は有意に関連していることが報告されています。

また、高尿酸血症では尿pHが酸性に傾くことが多く、尿酸塩沈着症(腎障害・結石)リスクになりますが、酸性尿とCKDリスクについても報告があります。健康診断を受診した1,811例を対象に、各種因子で補正後のCKDステージ3への進展リスクを検討した結果、高尿酸血症と低尿pHのハザード比は有意に高くなっています。
これはCKD進展の予測因子として尿pHにこれまで以上に着目する必要性があることを示唆しています。
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