プロスタグランジンとはどんな関係? - 痛みとブラジキニン
プロスタグランジンはブラジキニンによる発痛を増強させます

組織が損傷を受けた時、細胞膜にあるリン脂質はアラキドン酸に変わり、シクロオキシゲナーゼ(COX)の作用によってプロスタグランジンが生成されます。このプロスタグランジンの作用によって引き起こされる「痛み、熱、腫れ」などの症状が引き起こされる現象を炎症といいます。一方、組織損傷時に血漿から遊離したブラジキニンは、知覚神経を興奮させることにより、痛みを発生させます。プロスタグランジンは、ブラジキニンと比較して直接的な発痛作用は弱いのですが、ブラジキニンによる発痛を増強させます。この様に疼痛は両者の関わりから起こります。
製品に関する
お問い合わせ
くすり相談室
- インターネットでの
お問い合わせ - フリーダイヤルを
ご利用の方 - 0120-47-9321
- 携帯・スマートフォンをご利用の方
- 03-3863-1225
受付時間 8:45〜17:30
※土日・祝日を除く