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薬剤師向け情報集

2025年を見据えた薬局マネジメント -人材育成の観点から-

第3回 「心の土台」を強化し人間性を高めよう

  • 著者:全国薬剤師・在宅療養支援連絡会 会長
  •     栃木県薬剤師会 会長
  •     株式会社メディカルグリーン 代表取締役社長
  •     大澤 光司

■ヒューマンスキルを磨く「3つの実践」

  1. 本連載の初回で、これからの薬局薬剤師にはかかりつけ薬剤師となることや他職種と連携して在宅医療に取り組むことが不可欠となり、周囲から「この薬剤師なら大丈夫」と信頼されるに足る人間性を備えている必要があると申しました。

  1. では、人間性を磨くにはどうすればいいでしょうか。
    さまざまな方法があるでしょうが、当社・メディカルグリーンで推奨している、ヒューマンスキルを磨く「3つの実践」をご紹介したいと思います。

    1.朝起きの実践

    1つ目は、朝起きの実践です。

    仕事柄、夜中に働いている人もいて、皆が皆、「早起き」を目指せるわけではありません。
    「早起き」ではなく「朝起き」としたのは、「何時に起きるか」ではなく、「目覚めたとき、スピーディーに起きよう」という意味です。

    朝、目覚めたら、布団の中でぐずぐずしていないで、ぱっと起き上がる。
    目覚めるというのは、何か波動のようなものを察知するからです。
    ということは、「目覚めたら、すぐ行動する」ということを習慣化していると、「チャンスが来たな」と感じたとき、タイミングよくつかまえられるようになるはずです。

    チャンスは、たとえてみれば「前髪はあるけれど、後頭部は禿げている、もしくは刈り上げの人」。
    こんな髪型の人はいないかもしれませんが、そうイメージしてください。
    そういう人(チャンス)がやって来たとき、前方からであれば、髪をつかまえられますが、すれ違ってからでは後ろは髪がないのでつかまえられません。
    すれ違ってからキャッチしようとするのでは「時すでに遅し」なわけです。

    「目覚めたら、すぐさま起きる」は、時機を逸しないための瞬発力を養うのです。

  2. 2.あいさつの実践

    2つ目は、前回の「大きな声で元気に」の中でも触れましたが、明るく元気なあいさつの実践です。

    朝、「おはようございます!」と元気に出社してくる社員は見ていて気持ちがいいですし、そういう人は周りからも好かれます。
    過剰な明るさは鬱陶しがられるかもしれませんが、少なくとも、暗く元気のない声で「……おはようございます……」とぼそっとあいさつする人よりは好感を持たれるはずです。

    そもそも、われわれ人間には「明るさ」を求める習性があるように思います。
    「あの人、明るいから好き」という人はいても、「暗いから好き」という人は珍しいのではないでしょうか。
    私自身、明るく元気な人と一緒にいたいと思いますし、そういう人には人の輪ができる。
    つまり、明るく元気なあいさつは、人望を得るきっかけになるということです。

    余談ですが、J-HOP(一般社団法人全国薬剤師・在宅療養支援連絡会)という会は、とても明るく活気のある会です。
    薬剤師の中でも飛び切り明るい人が集まったようで、そこに身を置いているだけで元気になれます。
    興味をお持ちの方は、ぜひ一度のぞきに来てください。

  3. 3.「ハイ」の実践

    3つ目は、「ハイ」の実践です。

    上司や先輩から何か頼まれたら、断ることなく「はい、わかりました」と答える。
    それも、0.2秒くらいの瞬時に答えましょう。
    難しそうな内容であっても、とりあえず「ハイ」と受け、どう取り組むかはあとで考えます。
    詳細は次号で説明しますが、素早く「ハイ」と請け負うのは、自己成長のチャンスをつかむことと同義です。

■しっかりとした「心の土台」を作る

  1. 「3つの実践」は、木にたとえれば、しっかりとした根を張るためのものです()。
    1本の木でも、目に見える部分と見えない部分とがあります。
    目に見えるのは枝や葉、花や実といった地上部分で、それらはいわばテクニカルスキルです。
    一方、目には見えませんが、しっかりと張っておかなければいけない根の部分はヒューマンスキルであり、人間性にかかわる部分といえます。

    薬剤師でいえば、「薬剤師の免許を取った」、「かかりつけ薬剤師になった」といったことは、目に見える地上部分です。
    「店の売り上げが上がった」などというのもそうです。
    しかし、そういう目に見える部分がいかようになるかは、根の部分(ヒューマンスキル)次第です。
    薬局経営にたとえれば、根がしっかりとしていない薬局は、2016年度の調剤報酬改定のような大きな変化、すなわち強風が吹いたときに倒れてしまいます。
    経営者は、店舗やスタッフの根の部分の強化を忘れてはなりません。
    というわけで、しっかりした根をつくる=ヒューマンスキルを磨くための「3つの実践」をご紹介しました。

    次回は、素早く「ハイ」と応じることが自己成長につながるというお話をしたいと思います。

    (次号へ続く)


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