日本ケミファ株式会社

薬剤師向け情報集

2025年を見据えた薬局マネジメント -人材育成の観点から-

第2回 大きな声を出して元気になる

  • 著者:全国薬剤師・在宅療養支援連絡会 会長
  •     栃木県薬剤師会 会長
  •     株式会社メディカルグリーン 代表取締役社長
  •     大澤 光司

■朝礼は何のために行うのか

  1. 朝礼を励行している薬局は、どのくらいあるでしょうか?
    聞けば、朝礼を行わないところが意外に多いようなのです。
    かくいう当社・メディカルグリーンも、10年ほど前までは朝礼をしていませんでした。
    しかし、今は全店舗で毎朝実施しています。
    元気な朝礼を行えば、元気な1日がスタートできるからです。

  1. 私は、「朝礼はみんなの元気を引き出すためにある」とさえ考えています。
    逆に言えば、元気の出ない朝礼、おざなりなあいさつや報告をするだけの朝礼であれば、やらないほうがましかもしれません。

    では、「元気になれる朝礼」はどうやるかというと、あいさつや報告、発表を大きな声で行うことです。
    「元気だから大きな声が出るのだ」という考え方もありますが、形から入ることで心理面が鼓舞されることも多々あります。
    人によっては「出社前に嫌なことがあり、気分が沈んでいる」とか「寝不足でぼんやりとしている」といった状態でいるかもしれません。
    けれども、「おはようございます」と元気よく声を掛け合うこと、自分の声を自分自身に響かせることで活気が出てきます。
    ですから、「大きな声を出すから元気が出る」と考え、当社の朝礼は元気な声を出すことを大事にしています。

    また、朝礼の雰囲気を左右するのが進行係なので、まずは進行係が元気な声を出すことが大切です。
    社員がそろったところで、進行係がタイミングよく元気に始めることで、朝礼全体が締まりますし、その雰囲気が業務にも波及していきます。

■クレド朗読で意思統一をはかる

  1. 当社の朝礼では、進行係のあいさつを復唱する形で全員があいさつし、次に経営理念とクレドの朗読を行います。
    クレドについては前回、「クレドと称する当社の行動基準があり、全社員で共有・実践している」と述べました。
    朝礼では12項目あるクレドの中から1~2項目を、指名された人が読み上げます。
    2カ月に一度、社長の私が参加する際には、全員が一人ひとり、その日読み上げられたクレドに関して自分はどのような実践をしているか、皆の前で発表します。

    例えば、「私は、全てのスタッフと幅広く協力し合い、チームワークを大切にします」というクレドを読み上げた後、「私は、自分の手があいたときは積極的に他の人の業務を手伝うようにしています」などと発表するわけです。
    そして、連絡事項の伝達などを行った後、元気に「本日もよろしくお願いします」と唱和して各自の持ち場へと散っていきます。

■自分から変わることで事態を好転させよう

  1. 「元気になろう」とか「前向きになろう」とするためには、頭の中で考えているだけでなく、「形から入る」ことも非常に有用です。
    接客業など、職業柄、常に笑顔でいる必要のある人は、オフのときも自然と笑顔でいられるようになる、というのはよく耳にすることです。
    そもそも作り笑いというのは、人間にしかできない高度な所作なのだそうです。
    たしかに動物が作り笑いをするというのは聞いたことがありませんよね。

    脱線しましたが、元気になりたければ、大きな声であいさつをしたり明るい表情を作ったりと、自分を変えてみる。
    つまり、自分が変わることで事態を好転させていくわけです。

    「元気なあいさつ」を例にとれば、「元気なあいさつができない」、「彼はどうも覇気がない」といった社員や部下がいるなら、まず経営者や上司であるあなたから、元気なあいさつや元気な声掛けをしてみましょう。
    そういう働きかけに、人は必ずや呼応するようになるものです。

■元気なあいさつが「魔の時間帯」を払拭

  1. 「元気なあいさつの実践」について、某ファストフード店の店長をしていた人から、次のような話を聞きました。

    某ファストフード店のある店舗ではかつて、夕方の5時~5時半が「魔の時間帯」だったそうです。
    なぜかというと、5時になるとパートのスタッフが帰ってしまい、学生アルバイトが入る5時半までは「数人の社員のみ」の手薄な状態になるのだそうです。
    ところが、近くの専門学校の授業が終わって、学生がどっと押し寄せるのが、まさにその時間帯。
    皆が皆、慌ててしまい、それが手際の悪さにつながり、カウンター前には行列ができるばかりで、店員同士もギスギスしてしまうのだといいます。
    学生アルバイトの勤務時間帯を前倒しにしたり、新たに人を雇ったりできればよいのですが、会社の方針でそれは叶いませんでした。

    そんなとき、あるアルバイトの女子高生が、「魔の時間帯」の様子を見て、何を思ったか、「元気なあいさつ」をしながら出勤するようになったのだそうです。
    5時10分ごろになると、その子がスキップしながら出勤してきて、てんてこ舞いになっている店員たちに「おはようございます!」と元気に声掛けするようになったのです。

    そのことによって何が起きたか。
    最初は皆、度肝を抜かれてポカンとしていたらしいですが、徐々に、その子に感化されるようになった。
    彼女が「おはようございます!」と元気に入ってくると、みんなも「よっしゃあ!」と気合が入るようになったというのです。
    気合が入れば、仕事への集中力も高まり効率も良くなる。
    接客もスムーズにできるようになる。
    そしてついには、その店は全国各店の中で一番の売り上げを誇るまでになったそうです。
    「恐るべし、元気なあいさつ」ですね。

    このように、自分や周囲を活気づけたり前向きにできる行動というのがあるわけで、新人や若手社員にはそういう行動を見つけて習慣化させる必要があると考えます。

    そこで次回は、人間力アップを図る3つの実践についてご紹介しましょう。

    (次号へ続く)

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